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ついに今年の東医体も終わってしまいました。私・小林敏一は大場栄一という下りのスペシャリストのクルーとして、去年の雪辱を果たすべく、自分なりに意味のある練習を積んできた（はずだ！！）のですが、念願叶わず大場スキッパーにシングルを取っていただくまでには至りませんでした。くっ！！無念！！＞＜。。。
結果は大場さんの書き込みどおりです。5レース目の17位が最高で、1レース目と3レース目の22位が最低の、全艇中総合23位という良くも悪くもといった結果に終わりました。今年の僕は結果が欲しいがために、我がスキッパーを始めとして、他のプレイヤーやマネージャー・後輩・OBなど多くの方々にご迷惑をおかけしたのではないかと思います。それを考えると、今回の結果は決して誉められたものではないでしょう。東医体が終わり、私も幹部となります。それゆえ、今までの部活とこれからの部活を考えると胃がキリキリと痛む思いであります。かつて引退していった先輩やOBがどのような思いで部活を運営していったかを考えると、それがどれほど困難で大変なことであったかを痛感させられ、果たして自分にはそれができるのであろうかと思わない日はありません。誰よりも速く一番にゴールを切り、結果を残すことがプレイヤーとしてマネージャー・後輩・OBに対する一番の恩返しではないのかという思いは、今でもそれが正しいのか間違いであるのか答えが見出せません。ただ、部活というのは、結果もプレイヤーもマネージャーも後輩もOBも、それら全てを一番に考えていかなければならないと。そのためには、自分が自分が！と我を強めるのではなく常に周囲との位置関係を正確に把握して、ある程度我を抑えてでも他人のために行動していかなければならないのだと。ヨット部に入って二年半が経った今、私はそう思わずにはいられません。勿論自分が楽しめない部活なんて存在意義さえありません。こういったことはどのような人間社会にも存在することでしょう。ただここで違うのは、我々ヨット部のメンバーは誰しもがこう思っていることです。
「もっともっと今以上にヨット部をいいものにしていきたい」
どんな人間社会も、それを構成するのは一己の人間です。そこに様々な衝突が生じるのは避けようがありません。しかし、その誰しもが想い描く理想のベクトルの向きが同じであれば、私はその社会は必ず素晴らしいものになっていくであろうと信じきっています。当然ヨット部もそうなっていくことでしょう。そうなるようにこれからはよりいっそう頑張っていきたいと思っています。これからも皆様にはご迷惑をおかけすることとは想いますが、これまでに学んできたことを生かしてよりより部活動を送っていけるよう精進していきたいと思います。どうかこれからもよろしくお願いします。
最後に、供に練習をしてきたプレイヤー（特に、生意気な意見にも真剣に耳を傾けて練習に付き合ってくださった大場さん）・それを光に影に支えてくれたマネージャー・ろくにヨットにも乗れないのに部活に来て部を盛り上げてくれた一年生・そして多大なる貢献をしてくださり、中にはハーバーにまで来てくださった多くのOBの方々へ。皆様のおかげでここまでやってくることができました。本当に本当に有難う御座いました。
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